Le GRAND MACHO RT

“Le GRAND MACHO RT”は、同社ファンレスCPUクーラー”Le GRAND MACHO”をベースに、ユーザーの多くの声に応えてラインナップされたアクティブ・クーリングモデルです。

同社新開発の極静音ファンTY-147Bを搭載し、”Le GRAND MACHO RT”の唯一無二の静音性能を損なわないノイズレベルを実現しています。そして、アクティブ・クーリングとなることにより、最大TDP300WのCPUにも対応しています。

ヒートシンク部には、過去の実績に裏打ちされたヒートパイプ構造、高度光沢研磨されたベースプレート、ノイズ低減を目的としたエアーダクト付き放熱アルミフィンなど、Thermalrightが培ってきた技術が詰め込まれています。

静音性を最重要視し、ハイエンドCPUへの対応も意識するユーザーにとって、”Le GRAND MACHO RT”は最適なCPUクーラーです。

■製品概要

  • TDP300Wまで対応したセミパッシブCPUクーラーのアクティブクーリングバージョン
  • 新開発ファン TY-147B採用で最大20dB(A)の静音能力
  • 実績に裏打ちされたヒートパイプ構造
  • 高度精密研磨された銅製ベースプレート
  • 効果的な放熱のアルミフィン、気流制御を目的としたエアーダクト
  • ユニバーサル・マウント対応で、ほぼすべてのデスクトッププラットフォームに対応

■TDP300Wまで対応したセミパッシブCPUクーラーのアクティブクーリングバージョン

“Le GRAND MACHO RT”は、セミパッシブクーラー”Le GRAND MACHO”のアクティブ・クーリング・バージョンとなっています。

Thermalrightが新開発したTY-147Bが採用されており、特別設計のサイドベントにより、搭載ファンは更に静かな動作となっており、それでいてTDP300WまでのCPUにも対応する冷却性能を実現しています。

■新開発ファン TY-147B採用で最大20dB(A)の静音能力

“Le GRAND MACHO RT”に採用されているファンTY-147Bは、低摩耗が特長の流体動圧軸受構造のファンです。

このTY-147Bは、PWMファンとなっており、300~1300rpmで可変し、流量16.9~ 73.6 CFM、ノイズレベルも最大20dB(A)となっております。

形状もラウンド形状となっており、従来の120mmファンと同一の取り付けポイントとなっていますが、一般的な140mmファンよりも大きな内径構造となっています。そして、付属のファンブラケットにより、ヒートシンクにしっかりと固定されています。

■実績に裏打ちされたヒートパイプ構造

同社製ハイエンドCPUクーラー同様に、”Le GRAND MACHO RT”でも実績あるヒートパイプ構造を採用しています。

6mm径、高性能のヒートパイプ(7本)により、CPUで発生した熱を効率的に拡散し、放熱します。 このヒートパイプは最も効率的な熱拡散を行わせるため、ニッケルメッキ銅ベースプレートに埋め込まれています。

■高度精密研磨された銅製ベースプレート

“Le GRAND MACHO”は、ニッケルメッキ処理と精密研磨されたベースプレートを備えております。そして、そのサイズも従来より拡大されております。(53x40mm)

これは、インテル Core i7のような最大で8コアを持つ新しい高性能CPUの動作を前提とし、最適化しているためです。

ニッケルメッキされた純銅製(C1100)のベースプレートは僅かに膨らみがある接触面になっています。平坦な面と比較し、膨らみがある形状は特にIntel製 CPUで冷却性能を最適化することを目的としています。

Thermalrightが数年前に開発した構造ですが、今でもThermalright製品をはじめ他メーカーでも採用されております。

■効果的な放熱のアルミフィン、気流制御を目的としたエアーダクト

ヒートシンクにはアルミニウム製冷却フィンが採用されています。さらに、フィン間の空気溜まりを防ぐために、複数の空気孔も備わっております。

このアルミフィンの特別なデザインにより、低空気抵抗を実現しています。

さらに、効果的な放熱を考慮し、ヒートシンク中央部には楕円形のエアーダクトを備えています。このエアーダクトにより、ヒートシンク内で発生した乱流を制御し、スムーズな気流を提供します。