更新日: 2016年4月20日
RAVENチームは、2014年にPCケースとしては革新的で好評を得たRAVEN Zシリーズ『RVZ01』を発表後、別セグメントデザイン定義をした『RVZ02』の開発に着手しました。
たった12Lの容積である『RVZ02』は、スリムなだけではなく、『RVZ01』や従来のスリムPCケースと比較しても、容易な組立を実現しています。
他の同社製スモール・フォーム・ファクターケースと同様に、最大長13インチのグラフィックスカードが装着可能な広いスペースを持ち、工具不要のドライブケージが採用され、従来製品にないほど素早い組立が可能です。
巧みな空間利用とエンジニアリングにより、PCケース内はチャンバー構造により分割されており、シャーシ内の主熱源であるCPU、グラフィックカードはそれぞれ独立したエアフローを取ることが可能となっています。
『RVZ02』は、その小ささにも拘わらず、縦置きでのコンパクトなデスクトップワークステーションや、横置きでのリビングPC・HTPCのさまざまなシチュエーションで使用可能な非常に優れたケースです。
■製品特徴 |
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■非常にスリムなフォームファクターでの最高の性能 |
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RVZ02は、(W)87mm-(H)380mm-(D)370mm(縦置き時)で、容量12Lというスリムなシャーシサイズです。 ケース内部は考え抜かれた空間デザインになっており、2層のチャンバー構造が採用されています。 CPUと拡張カードエリアに区分けされたこのエリアは、相互の熱干渉を低減させ、それぞれが独立したエアフローをとることが可能となっています。 ウィンドウモデルでは、チャンバー構造に合わせて両面にウィンドウパネルが取り付けられております。 このパネルにはエアーベントが備わっており、マザーボードスペース、VGAスペースのエアーフローを確保しております。 |
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■最大13インチのグラフィックカードをサポート |
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考え抜かれた空間利用とそれに見合った内部設計が施されたRVZ02は、最長13インチ(約330mm)、高さ4.78インチ(約12mm)の拡張カードが搭載可能です。 コンシューマ市場向けのビデオカードであれば、ハイエンド製品も網羅するサイズレイアウトとなっています。(電源供給コネクタにご注意ください) また、搭載カードによっては、ワークステーションクラスのシステム構築も可能となっています。 |
■独立拡張スロット設計で簡単な組み上げ |
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RAVEN RVZ02の内部はチャンバー構造となっており、CPUエリアと拡張スロットエリアの2つに分かれております。 この構造により、拡張カードは簡単に取り付けられるよになっております。 また、拡張スロットエリアには、追加HDDスペースがあり、拡張カード搭載時でも、必要に応じて3.5インチまたは2.5インチのドライブが1台搭載可能となっています。 ※追加HDDの搭載は、拡張カード長に依存します。 |
■Mini-ITXマザーボードおよびSFX PSU互換 |
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RAVEN RVZ02では、Mini-ITX規格マザーボード、SFX/SFX-L規格電源をサポートしています。 マザーボードと電源は同一チャンバー内で隣接した配置とされています。 |
■工具不要のドライブケージ設計 |
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拡張スロットスペース背面には、2.5インチHDD専用のドライブケージが備わっています。 このドライブケージはツールレス機構となっており、容易にドライブの取り付けが可能となっております。 |
■横置きと縦置き可能で様々な環境に適合 |
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縦置き、横置き両対応でコンパクトサイズのRAVEN RVZ02であれば、設置スペースを意識することなく、様々な環境でご利用することが可能です。 |
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