2015年6月2日~2015年6月6日に台湾にて開催される『COMPUTEX TAIPEI 2015』を前に、弊社が国内総代理店を務めておりますCRYORIG社より、会場で展示予定の新製品および新製品ラインについて正式リリースがございました。 以下、日本語参考訳として発表させていただきます。
なお、製品の詳細・発売日につきましては、後日リリースとさせていただきます。
2015.06.02追記
CRYORIG社より、追加の製品発表がございました。下記に追加させていただきます。
追加製品:CRYORIG A Series、Pi Seriese
2015年6月のComputexにむけて、冷却製品の革新的メーカーであるCRYORIGは、複数の新製品と製品ラインを発表します。 CRYORIGとしてはComputexを最重要な発表場所と考えており、そこで7種の新製品、6つの製品ライン、そして4つの新規カテゴリを発表いたします。 会場で披露する製品の一部は次のものを予定しております。
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モディングやカスタマイズといった自作PC市場のアフターマーケットへの可能性を見据え、CRYORIGは市場でも高い評価を受けているR1 Universal/Ultimateのヒートシンク用換装カバーを”CUSTMOD”製品ラインとしてリリースします。 “CUSTOMOD Covers for R1″では、レッド、ブルー、グリーン、オレンジ、そして既存のブラックとホワイトとあわせて、6色展開を予定しています。 ※ブラックはR1 Ultimate、ホワイトはR1 Universalの標準カバーとなります。 |
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PCに組込み済みのパーツ/アクセサリーとR1シリーズのヒートシンクをマッチングさせるために、”CUSTOMOD Covers”は2個1セットのパッケージとなります。 “CUSTOMOD Covers”の仕上がりは、金属に近い感触を有し、有名マザーボードブランドのハイエンド製品にマッチングするよう高品質に仕上げております。 “CUSTOMOD”製品ラインは、R1用のカバーだけでは終わりません。 R1を皮切りに、今後、他のCPUクーラーについても、カラーバリエーションや仕上がりの質感が異なる表面加工を施した製品を計画しています。 “CUSTOMOD”製品ライでンは、様々なオプションを組み替え、自己流のPCを整えたいユーザーに向けたスタンドアローンな製品シリーズとする予定です。 但し、現時点では、完全なカラーコーティングを施したヒートシンク製品をリリースする予定はありません。 |
また、CRYORIGでは”CUSTOMOD Covers for R1″のカスタマイズの可能性を誇示するため、ヨーロッパで著名なPCビルダーやモッダー、カメラマン達と協力体制を整えています。 Malik CustomsやKurpiewski Concept、その他多くの人達から素晴らしい作品が発表される予定です。 Malik Customs:https://www.flickr.com/photos/129123392@N03/sets/72157652530915475 Kurpiewski Concept:https://www.flickr.com/photos/bartlomiejwiktorkurpiewski |
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“CRYO-paste”製品として、サーマルグリス3種もComputex期間中に”CUSTOMOD”製品と同時発表となります。 “CP5″”CP7″そして”CP15″と命名されたサーマルグリスは、それぞれが異なる特性を特色とし、熱性能、拡散性、粒子密度に基づいてレベル分けされています。 | |
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“CP5″: CRYORIGが培ったパフォーマンスと粒子密度の関係において最高の製品と位置づけています。 “CP7″: パフォーマンス、拡散性、そして扱い易さのバランスの良い製品となります。 “CP15″: 扱いのし易さに重点をおいた製品で、エントリーレベルのユーザーに最適な製品となっております。 ※R1シリーズに同梱の”CP9″は、”CP7″の廉価製品となります。 |
CPU用に特別にデザインされた塗布用ヘラが付属し、さらに、CPU表面を洗浄する従来のアルコールパッドも同梱されています。 |
“C7″は取付場所を選ばず、冷却性能が落ちないようデザインされたロープロファイルデザインのCPUクーラーです。 全高53mm未満にデザインされたそのCPUクーラーは、インテル純正クーラーと同等もしくはそれ以下の小ささをほこります。 |
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6mm径銅製ヒートパイプ 4本とQuad Air Intel テクノロジーに対応した600~2500rpmの92mm角ファンを採用した完全な独自設計となっており、小さいながらも、CRYORIGのハイエンドクーラーに対する意向を組み込んだ製品です。 “C7″は、Intel LGA115xと直近のAMDソケットに対応し、特殊な場合を除いて、市場にでているどのようなPCケースにも適合するようデザインされております。 インテルまたはAMDの純正クーラーが搭載可能なシステムであるなら、C7に即座にアップグレードが可能です。< |
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“CRYORIG Mライン”は、エントリーレベルのPCやサイズ制約を持つシステムへの導入を見越した製品シリーズです。 バジェットシステムや、タワー型クーラーと同等の冷却性能を求めるスリムシステム等をターゲットにしています。 |
“M9″では、3本の高品質U型ニッケルメッキ銅製ヒートパイプを備えており、2種の製品ラインナップを予定しております。 Intel LGA115xシステム向け:”M9i” 直近のAMDソケット向け:”M9a” これらは、価格、性能、大きさの面で、バランスの良い製品となっています。 |
“Z1 Universal”は、ハイエンド向けのパフォーマンスとマザーボード上のメモリレイアウトに焦点を当てたCPUクーラーです。 Intel X99/X79プラットフォームのように、前面側/後面側の2カ所にメモリ配置がされているレイアウトへの対応が大きな特徴となっています。 |
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“Z1 Universal”は、CRYORIGの第2世代ラウンドファンを搭載した最初の製品になります。 タービンエンジンのフィン配置を模したRadial Jet Finアクセラレーションテクノロジーが、効率よく空気の流れをキャッチし、加速させ、最適な排気エアフローとなるよう設計されております。 “Z1 Universal”のメモリへの配慮として、後面側DIMMスロットのRAM制限を高さ63mmにし、前面側DIMMスロットにはゼロ・ラムインターフェース構造が適用されるようデザインされております。 |
この他にも、クーラー製品として”A40/A40 Ultimate”、”A80″、革新的な電源ユニットの”Pi製品ライン”も予定しております。 上記製品の発売時期は未定ですが、”CUSTMOD Covers for R1″、”CRYO-paste”については、2015年夏には入手可能となる予定です。
2015.06.02追加発表
CRYORIG ハイブリッド水冷クーラー “A Series”およびIoT搭載電源”Pi Series”を発表
02.06.15 台北, 台湾 今年のComputexにおいて、CRYORIGは次世代のハイブリッド水冷クーラー(Hybrid Liquid Cooling:HLC)ユニットとIoT搭載電源ユニットを明らかにしました。 CRYORIGのAシリーズ(ハイブリッド水冷クーラーA40/A40 Ultimate、A80)は、空冷と水冷の強みを兼ね備えている革新的な製品です。 そして、IoTや製品自体にインターネット機能を有するCRYORIGのPiシリーズは、携帯電話のアプリを通じて、ユーザーがリモートでPSUユニットをコントロールすることが可能な製品です。
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CRYORIG Aシリーズ”ハイブリッド水冷クーラー(HLC)”は、簡易式水冷クーラーにとって大きな問題の1つであるCPU周辺コンポーネントの圧倒的なエアフロー不足を解決するようにデザインされています。 Computexでは、CRYORIGのサーマルイメージデモを通じて、『HLCがどのようにシステムへ影響を及ぼすか』という潜在的影響を解説しています。 |
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ヒートイメージでは、CRYORIGが特許出願中であるエアフローサーキュレーターファンからの追加エアフローを得て、電圧レギュレーター、メモリ、そしてGPU周囲に10度以上の激的な低下を示しています。 これらのエリアの熱を下げることで、システムはより高い安定性と結果としてコンポーネントの製品寿命を伸ばすことができ、より優れて、安定したパフォーマンスやCPUやRAM、GPUのオーバークロックを得ることができる可能性があります。 エアフローサーキュレーターファンは、CPU用ウォーターブロックの調整時に取り付け/取り外しが可能です。そのため、ユーザーは、メモリエリアやGPU、VRAM方向といったエアフローサーキュレーターの向きを望み通りにすることが可能です。 エアフローサーキュレーターは、CPU温度に基づいたインテリジェント制御のPWM対応3000rpmの70mmファンを採用しています。 その回転速度は、システムやラジエーター内で動作中の他のファンにかき消されて、事実上聞こえないほどです。
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CRYORIG Piシリーズは、2015年Computex期間中にデモされる画期的なコンセプト電源です。 “CRYORIG Pi シリーズ”は、斬新的なPCの管理と制御方法を生み出すため、PSUにIoT機能が搭載されています。 “IoT”や”Internet of Things”という機能は、家電製品では勢いが高まっており、家内のあらゆる電気製品の制御と監視を可能にします。 |
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電源内にIoT技術を積み込む当初の意図は、アプリケーションのように、リモートデスクトップ機能を使うためのWake on LANやWake on WANの難しい機能設定を克服することでした。 CRYORIGが特許出願中の”Zero Hassle Hardware Wake(ZHH Wake)”は、電源とマザーボードへのon/offシグナルを直接制御し、IoTが有効なPi電源はインターネットのWiFi設定以外は必要としません。 たとえば、リモートデスクトップ機能を実行するためにリモートPCを起動させます。 IoTを可能にしたPiシリーズの応用は無限大です。 これをベースとして、CRYORIGのPi製品は、次のようなことを直接携帯電話のアプリへ通知するなど、更なる機能を拡張することができます。 ・ファンスピードのコントロール |
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CRYORIGのホームページ(英文) http://www.cryorig.com/
ニュースリリース(英文) http://www.cryorig.com/news.php?id=4
ニュースリリース追加発表文(英文) http://www.cryorig.com/news.php?id=45&page=1