Thermalright 「Macho 90」は、Mini-ITX対応のコンパクトなキューブPCケース内で最適な冷却が行われるようデザインされたCPUクーラーです。
キューブタイプのPCケースでは、サイズ制限が入ることも多く、搭載可能なCPUクーラーはトップフロータイプ製品が多く採用されます。
しかし、「Macho 90」においては、サイドフロータイプのタワー型ヒートシンクとなっております。
■製品概要 |
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■コンパクトなケース内での冷却に最適化された高さ135mmのタワー型ヒートシンクデザイン |
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PCケースが小型化することにより、搭載可能なCPUクーラーとエアーフローに制限が発生することは、冷却面からみると大きな問題です。 「Macho 90」では、この問題に正面から取り組んだ製品です。Mini-ITX対応のキューブ型PCケース内部を最適に冷却することを目的とした「Macho 90」は、タワー型ヒートシンクデザインを採用し、PWM対応ファンを装着することにより、静音性も兼ね備えたクーラーとなっております。 その高さ僅か135mmであり、「Macho 90」はシリーズ最小モデルとなっております。 |
■4本の6mm径ヒートパイプを採用 |
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昨今のCPUクーラーでは一般的となったヒートパイプ構造。 「Macho 90」に採用されているヒートパイプ構造は、Thermalrightの永年の経験と実績からデザインされたものとなっております。 ヒートシンクベース部に埋め込まれたヒートパイプは、ニッケルメッキが施された銅素材となっており、CPUで発生した熱をすぐさまにフィンへ拡散させます。 フィンはアルマイト処理が施されたアルミニウム製となっており、総数27枚のフィンを使い効率よく冷却します。 同梱されるファンには800~2000rpmの92mm角 PWMファンが採用されております。 コンパクトなPCケース内部では、高回転なファンを用いると共鳴現象を引き起こすこともしばしばございます。 そこで、PWMファンを採用することにより、 【CPU負荷が少ない作業=低発熱=低回転】 というコンセプトの元、冷却を行っております。 |
■フィンに備えられた独自設計の効率的な通気孔 |
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27枚のアルミニウム製フィンには独自設計の通気孔が備わっています。 この通気孔は、フィンの間で発生した滞留気流がスムーズに流れるよう作用するようデザインされております。 また、他のMachoシリーズと同様に、ヒートシンク中央部にはエアーダクトが施されており、これにより、効率的な放熱とヒートシンク内のエアーフロー制御がなされております。 |
■Intel/AMDの両ソケットに対応したユニバーサルデザイン |
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「Macho 90」ではIntel/AMDの両ソケットに対応したユニバーサルデザインとなっており、そのため、多くのCPUと互換性があります。 |