今回、Mini-Qシリーズの元祖とも呼べるPC-Q02やPC-Q03をベースに、多くの要望が集まる拡張性を改善。
最大2基の拡張スロットを備えるべく筐体サイズの一部をリデザイン。ユーザーに許容されるサイズでありながら、拡張性が犠牲にならない新たな製品に生まれ変わりました。
それが、PC-Q21です。
■製品概要 |
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■拡張性を考慮し、最大2基の拡張スロットを用意 |
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小型化と拡張性は相反する存在であり、本来であればトレードオフの対象となるファクターです。しかしながら、人間の欲求はとどまらず、無いものを追い求めます。
PC-Q21では、PC-Q02でオミットされた拡張スロットを備えさせることからスタートしています。 多くのMini-ITXマザーボードには拡張スロットが最低でも1基備わっております。そして、拡張カードの代名詞であるビデオカードは、デュアルスロット用製品が多く、描画性能が顕著にパワーアップするのはこのグレードからでもあります。 そこで、PC-Q21の拡張スロットは2基分用意されました。これによりデュアルスロット用の拡張カードも容易に搭載が可能です。 |
■Mini-ITX規格に準拠したコンパクトサイズ |
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小型PCでの採用実績が多種にあがるMini-ITX規格。
PC-Q21にもMini-ITX規格のマザーボードの搭載が可能です。 モバイル向けCPUだけではなく、いわゆるデスクトップPC向けのパワフルなCPUの活用も前提とされており、ゲームやマルチメディア、ドキュメント作成など、オールラウンドに活躍します。 |
■スリム光学ドライブ、3.5″/2.5″ HDDをサポート |
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使用頻度が少なくなっている光学ドライブ。ケースサイズを小型化したいケースメーカー各社の思惑とは異なり、今でも多くの需要が存在ます。
そこで、PC-Q21ではスロットイン式のスリム光学ドライブをサポートすることにより、ケースサイズの小型化と両立いたしました。 また、ストレージドライブには、最大2基の3.5″HDD、そして3基の2.5″HDDが搭載可能です。更に、スリム光学ドライブ用ベイを活用することで、最大4基の2.5″HDDが搭載可能となります。 |
■コンパクトながらも高い互換性 |
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コンパクトなPCケースで問題となるのが、ビデオカード(拡張カード)、CPUクーラー、電源の制限です。
PC-Q21にもこの制限は存在します。しかしながら、実用ベースで考えるなら、その心配は無意味です。 ・拡張カード長:最大170mm 対応製品が多くなっている昨今、小さいながらも自由度の高いPCを構築することが可能です。 |
【9.5mmスリムドライブの取付について】
2019年11月以降の出荷製品(V1.0)は、12.7 / 9.5mm のスリムドライブ対応となっています。
それぞれのドライブは、下記のネジ穴で固定してください。