SHA-S1000

SHA-S1000は、同社「MAシリーズ」の後継製品で、MicroATX対応ながらもトンネル構造が採用されているミニタワーPCケースです。

電源/HDDはボトム配置となっており、それらを覆うように専用カバーが施されたトンネル構造により、小型ながらも統一感ある内部配置を実現しています。

拡張性も最大限に活かし、長さ400mmのビデオカードや高さ約150mmのCPUクーラーに対応。また、ビジネス面で必要とされる光学ドライブにも対応できるよう5インチベイスロットを1つ用意。

そして、側面フラットパネル採用のS1000-Vとアクリルパネル採用のS1000-Wをご用意。

オーソドックスなフロントパネルデザインですので、パーソナル/ビジネス問わず、様々な場所でご利用いただけます。

■製品概要

  • 新しい内部コンセプト
  • 最適な通気性
  • 高いカスタマイズ性・設置性
  • 優れた接続性
  • すべての部品に素早くアクセス
  • メタルサイドパネルモデルとアクリルサイドパネルモデルをラインナップ

■新しい内部コンセプト

小型のS1000では、micro-ATXケース初となるトンネル構造が採用されています。これにり、電源ユニットとHDDをケースの底部に見えないように取り付けることができます。

S1000に実用的なケーブルマネジメントシステムを採用するため、いくつも用意された開口部や凹み部分を利用して、全ての部品の配線を整然とすると同時に、ケース内のエアフローを最適な状態に維持することができます。

トンネルには最長24cmまでの電源ユニットを配置できるスペースがあり、電源ユニット長が長い場合や、配線スペースを考慮する必要がある場合なども想定し、移動調整可能なHDDケージを採用。フロントパネル方向に最大4cm移動させることができます。

グラフィックカードは最長40cm、またCPUクーラーは最長15.5cmまで対応しています。

■最適な通気性

S1000には2つの120mmファンが標準搭載されています。

フロントパネル裏面に備わったファンは、吸気用として設置されており、フレッシュな外気を内部に供給します。もう1つのファンは排気用としてリアパネルに取り付けられています。
また、S1000 WindowモデルのリアファンはLEDタイプとなっています。

フロントパネル裏、ボトムパネルには着脱可能なダストフィルターが備わっており、いつでも即座の清掃を施すことが可能です。
さらに、S1000 Windowモデルには、トップパネルにもマグネット式ダストフィルターが取り付けられています。

■高いカスタマイズ性・設置性

便利なレールシステムにより、ケース底部のトンネル内には、ツールレスのゲージに3.5インチor2.5インチHDD/SSDを2台取り付け可能です。
※ゲージには、HDD/SSD冷却用に厚さ25mmまでの8cmファンを取り付け可能です。取り付けの際には、ゲージに搭載できるHDD/SSDは1台までとなります。

トンネルカバーにはエアベントを備えており、通気性は十分に確保されています。

メインボードトレイの裏面には、SSDを2基取り付けることができます。

5.25インチドライブベイを備え、ドライブの他2つのSSDを取り付けることができます。

小型設計でありながら、S1000には水冷システムを取り付けることも可能です。240mmのラジエーターをフロントに直接取り付けることができます。

また、必要に応じて、モジュラー式の5.25インチドライブベイを簡単に取り外して280mmのラジエーターを取り付けることが可能です。ファンを含めたラジエーターの全高は、最大5.9cmまで対応しています。

■優れた接続性と素早いアクセス

両方のサイドパネルは手回しネジ採用で、工具を使わずに取り外すことができます。

配線のないフロントパネル設計で、インターフェース、ステータスLED、電源ボタン、リセットボタンはケース本体に組み込まれています。

このため、フロントパネルはいつでも簡単に取り外すことが可能です。また、フロントハードドライブの取り付けやフロントパネル裏側にあるダストフィルターのお手入れも簡単です。

マイクとヘッドホン用のオーディオコネクタと、周辺機器を簡単に接続できる2つのUSB 3.0ポートは、フロントパネル上部にあります。

USB 3.0ポートは、19ピンのメインボードコネクタを通してメインボードに直接接続されています。

SHA-S1000-V(メタルサイドパネルモデル)

SHA-S1000-W(アクリルサイドパネルモデル)